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先日、お誘いがあって、 とある保健所の定点収集に立ち会ってきました。 :::::::::::::::::::::::::::::::: 定点収集 自治体が犬猫を捨てていい場所と日時を定め、 それにあわせて飼い主が捨てに来る犬猫を、収集車が巡回して集める制度のこと ( 引用 ) ::::::::::::::::::::::::::::::: この日は台風の影響で天気が荒れていました。 私の心も空と同じ、どんよりとして、今にも泣き出してしまいそう。 定点場所につくと、すでにいくつかの箱が見えました。 「 あ~。。。。いる。。。。。 」 この日はひどい雨だったので、 持ち込む人がいつもよりうんと少なかったそうです。 それでもこの日この場所に持ち込まれた猫だけでも10頭。 ここでは、 生後91日未満の犬猫は1頭につき400円で処分されるために引き取られます。 もうすぐ目の開きそうな仔猫たち。 生まれ落ちたから一生懸命生きただけのこの子たちが、 たった400円で明日には殺されることへの理不尽さに頭が痛い。 6頭で2,400円。。。 親猫の避妊去勢をしていれば、 プラスいくらかの費用を払うだけで、 誰も殺さずに、誰にも殺させずに済むのに。。。 持ち込む飼い主さんに不妊手術の話をしても、 「あんただってそんなこと(手術)されたら嫌だろ?」と言う人もいるのだそうです。 。。。。。。。怒りを通り越してあきれます。 発情が来ては孕み、命がけで生んでは殺され、 また発情が来ては孕み、殺され・・・。 人間でそんなことはあり得ない。 そもそも、飼いネコの手術となると情(いわば)をかけるのに、 その飼い猫が生んだ仔猫は何度も持ち込めるってどういうことなんだろう。 地域猫活動をやっていると特に、 野良猫の堕胎を経験することも少なくありません。 「産ませてあげればいいのに!」と言われることもありますが、 こういうことが日常的に起きているから、堕胎と言う選択をするしかありません。 取り出した子宮の中で眠る仔猫たちに手を合わせながら、 なんとも言えない気持ちに耐えています。 好き好んで堕胎をするはずがありません。 獣医さんも、私たちも。 生まれている仔猫を保護したら、ほとんど眠らずに育てて、 目が開いたときの喜びはひとしおです。 仔猫が成長していくことの喜びも知っているけど、それでもなお、なお、なお。。 最初から生まれなければよかったのにね・・と思わざるを得ないことが起き続けています。 ▽うちの保護猫のチロちゃんやポチと同じくらいの月齢の仔猫。 恐怖に引きつる顔は、本来この月齢の子たちが持つ顔とはまったく違います。 ▽同じような季節に生まれ、同じような成長をしてきた保護猫のチロ。 どこで道がこんなにも分かれてしまったのか。。 きっと、道1本違うだけでも、1分違うだけでも、 守ってくれる人と出会えるかそうでないかが変わるのだと思います。 ▽ 大人の猫さん この子が入っている扉を開けたら・・ この子の大きさならきっとここから逃げられる・・ だけど、その先でも苦しむでしょう。 守ってくれる人のいない犬や猫に、安全や安息はありません。 飢えや、病気や、怪我や、虐待に、怯えて苦しんで逃げ回って生きることになります。 野に放して長く深く苦しませるのか・・・。 放さず恐怖の絶頂のまま早く逝かせるのか・・・。 守ってくれる人のいない犬や猫にとっては、 生きても、死んでも、苦しい世の中。 ・・・・・・・ センター訪問でも、 犬猫を取り巻く現実を見せつけられてきましたが、 定点収集は、また違う独特の重さがあります。 なんにも出来ずに、ただただ打ちのめされているとき、 別の定点場を回ってきた搬送用のトラックが到着しました。 『一体何頭乗っているのだろう・・・正直、見たくない・・・』 そう思う私の気持ちとは裏腹に、荷台のシャッターが勢いよく開きました。 中には沢山の檻と、犬が2頭。 (この日は悪天候のため持ち込み数が少なかっただけで、 いつもは満杯だそうです。) 怯えて怯えて怯え抜いていて、 少し離れたところからもガタガタガタガタ震えているのが分かりました。 今にも泣き出しそうな顔をしています。 とても聡明そうな子。 自分の置かれた境遇が、完璧に分かっています。 「一生そばにいるんだ」と忠誠を誓った飼い主から、 ついさっき、数千円で見捨てられた子。 悔しくて悲しくて怒りに満ちていていいはずのこの子は、 それでもまだ、飼い主が助けてくれると思っているはず。 飼い主の前で閉じた扉が次に開いたとき、いたのは私たちと職員さんだけ。 ブルブルと震えながら、その目は必死に飼い主さんを探しています。 もうここに飼い主はいないよ。 だけど君はきっと飼い主さんを最期まで恨まない。 でもそれじゃ悲しすぎるから、助けてあげられない私たちを恨んで欲しい。。。 そう思っていたとき、 誘ってくれたボラさんが、檻の隙間からその子の頭を撫でて、 「ごめんな。助けてやれなくて。。恨んでな。。。」とつぶやいた。 ※別の定点場で収容された子はこの場で引き取ることが出来ません。 続いて、搬送の運転手さんがその子の頭を撫でながら、 「かわいそうにな。ごめんな。。。」と何度もつぶやいた。 助けたいと思っている人たちの暖かさに触れながら、 さんざん見てきて、実際起きていることを嫌と言うほど知っているこの現実を前に、 ・・・・悪夢かと思った・・・。悪夢であってほしいと思った・・・・・・・。 飼い主がこの子を持ち込んだ理由も聞かせてもらったけど、 あまりにも腹立たしくて、あまりにもあの子が可哀想で、誰にも言いたくない。 あの子の名誉のためにも、、、、、 犬たちの写真は撮れませんでした。 雨の中、ただ情けなく、無力に立ち尽くすしかありませんでした。 そうこうしているうちに、 仔猫たちは積まれ、再び扉が閉まり、泣きだしそうな犬たちが徐々に見えなくなった。 動きだした搬送トラックは次の定点場へ行く。 きっと動物愛護センターに着く頃には、 もっと沢山の悲しみに満ち溢れているはず。 走り去るトラックが、 私には、生きた動物を乗せた霊柩車に見えた。 持ち込んだ飼い主たちにとっては、何に見えるんだろう。
by masa-u-h-a
| 2010-09-10 12:24
| わんにゃん
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